香りの時代を学ぶ
アロマバームワークショップを催します。


アロマテラピーという言葉や概念が確立したのは
20世紀前半ですが
一方で香りそのものを楽しむ文化も発展してきました。

香料と歴史にまつわる歴史的エピソードを振り返り
アロマテラピー・香りについて学びましょう。

ご自分で調香したアロマバームは適量を手に取り
手など乾燥の気になる部分になじませてお使いください。

妄想が膨らむ嗅覚の旅へご招待いたします！
是非ご来場ください。


Qure Aroma balm 調香体験
2023.11.4（Sat.） 12:30 - 20:00
  　　　5（Sun.） 10:00 - 17:00
@しいのき緑地
3,000円（アロマバーム・テキスト付）
予約不要
*バームが固まる工程に5分前後かかります。
 時間に余裕を持ってお越しください。


◻︎古代エジプト時代 （スパイシーノート）

「聖なる煙」を意味する植物香料を用いた「キフィ」が登場します。
キフィはジュニパーベリーやシナモンなど
15種類ほどの植物香料を調合したもので
儀式の際に焚いたり口臭予防や薬として使用されていました。

　Juniper berry・Frankincense・Lemongrass・Cinnamon
　Clove・Myrrh　etc.


◻︎古代ギリシャ・ローマ時代（フローラルーノート）

　ローマの皇帝ネロ（37～68年）はバラの香りを愛好し
　衣食住すベてにバラの香りを贅沢に活用していたと
　伝えられています。

　Rose Centiforia・Rose Bulgaria・Rose Otto


◻︎ルネサンス・王侯貴族時代（シトラスノート）

　革製品特有の毒物臭をマスキングするために香料が重宝され
　フランスのグラース地方を中心に
　さまざまな精油が生産されました。

　　Lemon Verbena from Grasse　etc.


◻︎近代 香水専門店の誕生

　パリにおけるオートクチュールに伴い
　ゲランやコティなどの香水専門店が生まれ、
　コティの「シプレ」やシャネルの「N°5」などが
　世に広まりました。

　Inspiration by CHANEL N°5
　Bergamot・Neroli・Jasmine・Ylang ylang
　 Patchouli・Cedarwood・Benzoin　etc.


◻︎現代 アロマテラピーの誕生（アロマティックノート）

　フランス人化学者ルネ・モーリス・ガットフォセは
　化学実験中にやけどを負い
　その治療にラベンダー精油を使用して効果をあげました。

　 Lavender true


写真: shinnosukeoshiro
企画: 乙女の金沢